世界の二酸化炭素排出量の現状


私たちの問題、地球温暖化とは

もうよく聞かれている問題で、ご存知の方も多いかと思いますが、地球はどんどん暖かくなっています。これがいわゆる地球温暖化です。

この問題の一番の原因は、ずばり私たち「人間」です。人間が活動する際に生じさせる「温室効果ガス」の増加による可能性が極めて高いという風に考えられています。18世紀半ばの産業革命以来化石燃料が多く使われ、また森林伐採をし開発を進めたため、大気中の温室効果ガスが急激に増えました。温室効果ガスである二酸化炭素の約80%が化石燃料の燃焼が原因とされています。新興国ではエネルギー需要が今後も急増し、それに伴う化石燃料の利用は今後も増えると見込まれており、二酸化炭素の増加が予想されています。

世界の二酸化炭素の変化について

化石燃料等からの二酸化炭素排出量と大気中の二酸化炭素濃度の変化

出典:CDIAC[Global Fossil-Fuel Carbon Emissions]他

 

世界の二酸化炭素排出量(2014年)

出典:EDMC/エネルギー・経済統計要覧2017年版

こういった二酸化炭素の増加を抑えるためにも、再生可能エネルギーはかなり有効な手段といえます。また、再生可能エネルギーの元となる太陽・風・水などは枯渇の心配もない、自然のエネルギーを使用しているため、国産のエネルギーといえます。化石燃料の多くは海外からの輸入に依存している日本にとって、無限の資源となる再生可能エネルギーには大きな期待が寄せられています。

日本の二酸化炭素排出量の現状

日本の二酸化炭素排出量の推移(1990-2015年度)

出典:温室効果ガスインベントリオフィス

グラフを見ても、日本の温室効果ガスの排出量が2年連続で減少していることがわかります。震災前後の排出量に近づいてきています。今後も長期に渡り排出量が減少していくとみられています。

日本の部門別 二酸化炭素排出量の割合

日本全体では、温室効果ガス排出量を削減する目標が掲げられています。具体的に言うと、2030年度は2013年度に比べ26%削減させることです。ただ、2015年はまだ6%の減少にとどまり、後12年で約20ポイントも低下させなければなりません。

下のグラフを見ると、排出量の約4割を電力が占めていることがわかります。節電だけではなく、二酸化炭素を排出しないような電源を拡充していく必要があります。

出典:温室効果ガスインベントリオフィス

ちなみに、世界の二酸化炭素排出量に占める主要国の排出割合のグラフを見ると、中国がダントツに多いのわわかります。日本だけの取り組みではやはり削減できる割合は限られてきます。全世界一段となって温室効果ガスの削減に取り組まなくてはなりません。

出典:EDMC/エネルギー・経済統計要覧2017年版